こちらでは、Rhinocerosを使用した場合の、フィレット・オフセットにつけ方について解説しています。

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フィレットについて

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オフセットについて

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1. フィレットをつける


EMARFのWEBブラウザ上にアップロードした後にフィレットをつけることも可能ですが、プラグインを使用することでアップロード前につけることもできます。

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加工条件設定

EMARF CAMでのフィレット作成はこちら

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フィレット自動生成コマンド(Rhinoceros)

コマンドを使うと、選択した部材全体へ一気にフィレットを適用することができます。

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emfillet2D

XY平面に平らになるよう配置されたサーフェスにフィレットを適用します。

emfillet3D

XY平面に平らになるよう配置された閉じたポリサーフェスにフィレットを適用します。

emarf

EMARFに送る部材を選択したのちフィレットを指定して一括でつけることができます。


入力するとフィレットのタイプを選択します。

以下のイメージに当てはまるフィレットのタイプを入力して使用してください。

emarfプラグイン.png

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フィレット形状・配置のコツ

形状や位置などによって、フィレットの見え方は変わります。

同じ6.35mm直径の刃物で、12mmと24mmの切り欠きにフィレットを2パターンつけた例です。

※なお、一部分だけフィレットのかけ方を変えたい場合は、ご自身でモデリングしていただく必要があります。

フィレット.png

フィレット間の距離が赤丸箇所のようにフィレット箇所が近くなりすぎると切り込みの寸法が長くなってしまうことがあり、接合強度にも影響が出る場合があります。

フィレットをかけた状態で平らな部分の3mm以上の切り残しをお勧めします。

スクリーンショット 2024-12-04 15.51.05.png

2. オフセットをつける

オフセットはプラグインの接合部コマンドをする際に基本的に指定できます

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プラグインで接合部をつくる

接合部コマンドでオフセットを設定する方法はこちらから

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以下に紹介する方法はあられ組との併用することで、あられで組んだのちにオフセットの値を変えることができるコマンドです。

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emFingerJointOffset3D

  1. emJointArereを実行
  2. オス材とメス材を同一平面上に配置する
  3. emFingerJointOffset3Dを実行
  4. 該当するサーフェスを選択し、追加したい値のオフセット値を入力

emFIngerjoint3D.mp4

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