加工機械の特性上、3軸(X,Y,Z)にしか刃物は動けません。そのため、以下のような制約が生じます。
加工に使用する機械は、 X・Y平面に対して上部からZ方向・1方向にカットするので部材の木口面に加工を施したい場合は、回転して切削するなどの工夫が必要になります。(一度の加工では不可)
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加工で使う刃物(エンドミルやビットとも言います)は主に2種類です。
使う木材の厚みによって使う刃物長さが変わります。現在、EMARFで対応している刃物の直径は以下になります。
刃物の直径 | 対応厚さ | 最小穴開け径 |
---|---|---|
6.35mm (1/4インチ) | 24mm以下 | 8mm |
12.7mm(1/2インチ) | 30mm以上 | 15mm |
穴を開けたい場合は、刃物の直径より少し大きな穴(上記表参照)であれば加工することができます。 また刃物の直径に合わせてフィレットの大きさが変わります。 切り抜きの際には、刃物の直径分の通り道ができます。
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EMARFで取り扱う板の大きさは、36板(サブロクバン)と48板(シハチバン)の2種類があります。
36板は910 mm ×1820 mm の大きさで、48板は1220mm × 2440mmです 。発注する際に、このサイズを意識してうまく部材を収められると効率が良いです。