5. 材料について

5-1 | 材料の品質について

・材料によっては、±0.5mm程度厚さに誤差がある場合がありますのであらかじめご了承ください。
・合板のポケット加工の場合、積層の位置によって設計より1-2mm深くなる場合があります。
・湿気による木材の膨れ、反りが生じる可能性があります。
・乾燥による収縮、反りが起きることがあります。
・木材には個体差があり、データのレイアウトや形状によって節、われ、ヒビが表面に出る可能性があります。
・同じ材種でも、加工拠点によって色味・節などの個体差がある場合があります。
・配送中の扱い方によっては、表面に軽微な傷がつく可能性があります。

5-2 | 板サイズ・板厚・材種について

材料については動画でも紹介しています。こちらもご覧ください。金額は材料の需給状況によって変動する場合があります。また、表示している金額はすべて税別です。
発注の際は一度に同じ厚みのものしか送信できないので、どうしても別の厚みにしたい場合は2回に分け、別のデータとして発注いただく必要があります。
※記載のない材料であっても調達可能な場合もあるため、気軽にご相談ください。

【36板(1820mm*910mmサイズ)】

※右にスクロールできます

材種/板厚
12mm
15mm
18mm
21mm
24mm
30mm
36mm
ラーチ合板
1,900円
3,000円
4,400円
3,600円
ヒノキ合板
3,300円
4,200円
シナ合板
5,630円
6,880円
8,130円
10,000円
11,250円
15,000円
シナ共芯合板
10,000円
16,250円
22,500円
28,750円
ラワン合板
(ラワン芯)
3,130円
4,130円
5,750円
6,250円
7,250円
13,250円
ラワン合板
(ファルカタ芯)
2,500円
3,250円
4,250円
5,000円
6,000円
無垢ボード(スギ)
7,500円
無垢ボード(ヒノキ)
7,000円
ラジアタパイン集成材
8,000円
12,500円
杉CLT(片面化粧)
14,000円
14,000円
MDF
3750円
5000円
8750円
10000円

【48板(2440mm*1440mmサイズ)】

※右にスクロールできます

材種/板厚
12mm
15mm
18mm
21mm
24mm
30mm
36mm
ラワン合板
(ラワン芯)
12,500円
15,000円
17,500円
20,000円
23,750円
35,000円
ラワン合板
(ファルカタ芯)
4,500円
5,500円
7,500円
8,750円
10,500円
シナ合板
11,250円
13,750円
16,250円
17,500円
20,000円
25,000円
シナ共芯合板
20,000円
30,000円
40,000円

5-3 | 各材種の特徴について

ラーチ合板
製造方法・材の性質:合板(薄い板を上下に何層も重ね合わせたもの)
色味: やや黄色い
表面の質感:ややざらつきがある・節がある
メリット:比較的安価である・加工しやすい・構造的強度がある
設計時の注意点:
節部分が欠ける可能性がある
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ヒノキ合板
製造方法・材の性質:合板(薄い板を上下に何層も重ね合わせたもの)
色味:やや白い
表面の質感:ややざらつきがある・節がある
メリット:比較的安価である・柔らかく加工しやすい
設計時の注意点:
①節部分が欠ける可能性がある
②節が多いことがある(参考画像1)
参考画像:
参考画像1
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シナ合板
製造方法・材の性質:合板(薄い板を上下に何層も重ね合わせたもの)
色味:白い
表面の質感:さらっとしている・節がなく均一
メリット:表面が綺麗・塗装しやすい
設計時の注意点:
①繊細な形状は欠けや剥がれがやや出やすい。特に90度角や鋭角部分で起こりやすく、尖った部分にはr3.5以上の丸みをつけることを推奨する(参考画像2)
②塗装などをしないと表面が柔らかく傷が目立ちやすい。水に濡れただけでシミになりやすいので塗装を推奨する。
③小口の積層数が板によってばらつきがあるため、気になる場合は小口テープで対処する方法もある。
参考画像:
参考画像2
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シナ共振合板
製造方法・材の性質:合板(薄い板を上下に何層も重ね合わせたもの)※通常のシナ合板と違い、中間の積層部分にもシナを使用しているものをシナ共芯合板と呼ぶ。
色味:白い
表面の質感:さらっとしている・節がなく均一
メリット:表面が綺麗・塗装しやすい 小口が均一で、美しい
設計時の注意点:
①繊細な形状は欠けや剥がれがやや出やすい。特に90度角や鋭角部分で起こりやすく、尖った部分にはr3.5以上の丸みをつけることを推奨する(参考画像2)
②塗装などをしないと表面が柔らかく傷が目立ちやすい。水に濡れただけでシミになりやすいので塗装を推奨する。
③小口の積層数が板によってばらつきがあるため、気になる場合は小口テープで対処する方法もある。
参考画像:
参考画像2
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ラワン合板(ラワン芯)
製造方法・材の性質:合板(薄い板を上下に何層も重ね合わせたもの)
色味:赤っぽい・白っぽい
表面の質感:さらっとしている・節がなく均一 ※規格としてはT1を使用しております。
メリット:表面が綺麗・塗装しやすい・耐水性が高い
設計時の注意点:
①繊細な形状は欠けや剥がれがやや出やすい。
②赤みが強いものや黄色みが強いものなど、製造時のロットが違うと色のばらつきがおおきい(通常ロットは極力そろえた形で加工します)
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ラワン合板(ファルカタ芯)
製造方法・材の性質:合板(薄い板を上下に何層も重ね合わせたもの)※積層部分をファルカタと呼ばれる材料で埋めたものになります。
色味:赤っぽい・白っぽい
表面の質感:さらっとしている・節がなく均一 ※規格としてはT1を使用しております。
メリット:表面が綺麗・塗装しやすい・安価である
設計時の注意点:
①強度が高くないため、荷重が強くかかる部分や強度が必要になる部分には使わないことを推奨
②繊細な形状は欠けや剥がれがやや出やすい。
③赤みが強いものや黄色みが強いものなど、製造時のロットが違うと色のばらつきがおおきい(通常ロットは極力そろえた形で加工します)
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無垢ボード(スギ)
製造方法・材の性質:幅はぎ材(無垢板を横方向につなぎ合わせたもの)
色味:濃い茶色
表面の質感:さらっとしている・板の継ぎ目が見える
メリット:無垢板のように見え、木材らしさがでやすい・接着材の使用部分が少なく人体にも優しい
設計時の注意点:
①節部分が欠ける可能性がある(参考画像3)
②板の継ぎ目で欠けや割れが起きやすいので、繊細な形状や部材の配置方向に注意(参考画像4,5)
参考画像:
参考画像3:死節の欠け
参考画像4:材の継ぎ目での欠け
参考画像5:繊維方向が縦向きに対し部材が横に長く、残った部分(赤)が割れやすい
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無垢ボード(ヒノキ)
製造方法・材の性質:幅はぎ材(無垢板を横方向につなぎ合わせたもの)
色味:やや白い
表面の質感:さらっとしている・板の継ぎ目が見える
メリット:無垢板のように見え、木材らしさがでやすい・接着材の使用部分が少なく人体にも優しい
設計時の注意点:
①節部分が欠ける可能性がある(参考画像3)
②板の継ぎ目で欠けや割れが起きやすいので、繊細な形状や部材の配置方向に注意(参考画像4,5)
参考画像:
参考画像3:死節の欠け
参考画像4:材の継ぎ目での欠け
参考画像5:繊維方向が縦向きに対し部材が横に長く、残った部分(赤)が割れやすい
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ラジアタパイン集成材
製造方法・材の性質:集成材(無垢板を縦・横方向につなぎ合わせたもの)
色味:やや白い
表面の質感:さらっとしている・板の継ぎ目が見える
メリット:表面が綺麗で木材らしさがでやすい
設計時の注意点:
①板の継ぎ目で欠けや割れが起きやすいので、繊細な形状や部材の配置方向に注意(参考画像4)
参考画像4:材の継ぎ目での欠け
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スギCLT
製造方法・材の性質:CLT(ひき板を交互に並べ強度が高く、表面は無垢材の仕上がりのように見える)
色味:濃い茶色
表面の質感:さらっとしている・板の継ぎ目が見える
メリット:無垢板のように見え、木材らしさがでやすい・頑丈・小口の積層が独特で化粧としても利用される
設計時の注意点:
①板の継ぎ目で欠けや割れが起きやすいので、繊細な形状や部材の配置方向に注意
②特に尖った先端部分で中間積層部分の欠けが生じやすいため注意(参考画像6)
参考画像:
参考画像6
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5-4 | その他の注意事項

合板の積層と表裏
合板などの場合は、材料の表裏によって質感が異なることがあります(通常は表面が比較的きれいな方)。加工データを生成した際に上を向いている面が材料の表面となるため、加工データを生成した際には向きがあっているかも含めてご確認ください。
現状の合板の規格では、積層する枚数や芯材の原料は厳密に決まっていません。 同じ規格のものでも、 積層数が5枚のものと7枚のものがあったり、あるいは芯材の色味が変わるなどが起こりえます。(以下3つの画像は同じシナ合板です。)‌なるべくロットをそろえる形で同一加工内では積層数や色味を揃えるようにしますが、必ずしも保証はできませんので、あらかじめご了承ください。
※画像は株式会社アサヒより拝借
合板のポケット加工
合板のポケット加工の場合、積層がコントロールできないため綺麗にならない場合があります。
最終更新 2mo ago