プラグイン最新版:v1.1.1 対応OS:Windows 対応バージョン:Illustrator 2019, 2020, 2021 機能:フィレット/溝ぼり・ポケット加工 / CAM
Windows版
Mac版
ウェブサイトよりプラグインをダウンロードします。
2.ファイルを解凍します。
3.EMARF Irustrator. msi ファイルを実行します。
4. 手順にならってダウンロードを進めます。
ウェブサイトよりMac版のインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックで起動します。
起動したインストーラーウィンドウの手順にしたがってプラグインをインストールします。
インストールが完了したらIllustratorを起動もしくは再起動します。
インストール先は目的に合わせて「このコンピュータのすべてのユーザー用にインストール」または「自分専用にインストール」を選択します。
Illustratorを立ち上げます。(バージョンは2019~CCで確認済みです)
メニューバーのウィンドウ>エクステンション>CAM APIを選択します。
EMARFのウィンドウが立ち上がったことを確認します。
材料の厚さを選択します。
フィレットタイプを選択します。
フィレット生成を押すことで選択された線にフィレットが作成されます。外側を切削する場合か、内側に切り抜きをやポケット、溝掘りをしたい場合によってフィレットのかかりかたが異なります。※フィレットとは?
外側の場合
内側に切り抜きをやポケット、溝掘りをしたい場合
フィレットが作成されたオブジェクトは以下のどちらかの方法でフィレットの必要ない部分を修正できます。
1.グループ化されているのでグループ解除>>必要なフィレット以外を削除する。
2.ダブルクリック(ダイレクト選択ツールを使う)して必要のないフィレットを選択して削除する。
パスファインダーの「前面オブジェクトで型抜き」でフィレットと本体を複合パスにします。
※「前面オブジェクトで型抜き」を忘れてしまうと、フィレットと本体が別の部品として扱われたまま、加工データが生成されてしまいます。絶対に忘れないでください。
ドキュメント上の選択されたオブジェクトがEMARFサイトに部材の加工データとして送信されます。
他のソフトウェアで作成したデータをIllustratorで読み込みEMARFへ送ると、Illustrator上の元データとEMARFで生成した加工データの形状が変わってしまう場合があります。この場合はペンツールで元データをなぞり新しくパスを作成すると解決されることがあります。
Illustratorは vector-based なので、形のラインの判定は下記の画像のようになります(真ん中の青い線)。線の太さをいくつにしても座標は変わりません。
深さを設定することで、ポケットや溝ぼり加工(深さ設定)ができます。
ポケットや溝ぼり加工についてはこちもしくは動画で解説しています。
どちらも共通で深さを設定するために色のデータを扱います。
ファイルからドキュメントのカラーモード>CMYKカラーを選択します。CMYKのみの色で指定します。
2. ウインドウ>カラーパネルを開きます。
外側を切り出すための閉じた線(切り抜く際、パスの外側を切るか内側を切るか判断するため)を重ねて使用します。
線やカーブ(ペンツール、ブラシツール、鉛筆ツールなどを使った、外側や内側の概念がない線)を使います。線の色をCMYKで青( C: 100, M:90, Y:0, K:0)と設定します。
※この時ウインドウ>>スウォッチライブラリ>>初期設定スウォッチ>>プリントを出しておくと4つあるスライダーを変更する必要がなく、直ぐに設定できて便利です。
2.溝ぼり加工する線を選択して深さ設定を押し、正の整数を入力してOKを押します。(板の厚みより少ない値を入力してください。)
3. 切り出す外形線は最背面とし、溝掘りの線と同時に選択します。(外形線の中に 溝掘りの線が入るようにしてください。)
4. EMARFに送信を押します。
ポケット加工するための閉じた線を選択し、線の色をCMYKで赤(C: 0, M:100, Y:100, K:0)と設定します。
この時スウォッチライブラリ>>初期設定スウォッチ>>プリントを出しておくとすぐに設定できて便利です。
ポケット加工するパスを選択して深さ設定を押し、正の整数を入力してOKを押します。(板の厚みより少ない値を入力してください。)
切り出す部品の外形線は最背面とし、ポケット加工の閉じた線と同時に選択します。
2. EMARFに送信を押します。
加工画面に切り替わるので、材質・数量・仕上げの有無を決定し、加工データ作成を押します。
部材の長さが大きい部品から長手方向に沿うように設置されます。切削したい部品の配置について詳しくは3.4 加工の制限>>ネスティングに掲載しております。
詳細には材料費・加工費・仕上げ費・システム利用料・消費税が概算として表示されます。
宛先、郵便番号、住所を入力できるウインドウが表示されるので入力後、作成を押すと概算の見積もりがダウンロードできます。
部材同士で嵌合部がある場合はオフセットやフィレットをかける必要があります。詳しくは3.3 加工の特徴より、オフセット、フィレットを参照ください。ピッタリの寸法では絶対に嵌りません。
お名前電話番号送り先住所、希望納期を記入します。素材や仕上げなどについてご要望がある場合は備考に記入します。
送信を押して完了です。
以降のメールのやりとりで、正式な見積もりを提出し承諾いただいた時点で契約となります。
ポケット加工する範囲に島状に残したい図形がある場合、パスの線の色をCMYKのオレンジ(C: 0, M:75, Y:100, K:0)とすることで、ポケット加工されない箇所を作ることができます。
ペンツールで作ったベジェ曲線などはシステムの都合上、自動的にポリラインに変換されますが、部材の形や大きさによっては変換後に角ばってしまう場合があります。
角ばった部分のみを一度本体から切り離します。ダイレクト選択ツールで切り離したいカーブの始点と終点の角2か所を選択し、「選択したアンカーポイントでパスをカット」を使います。
2. 切り離した曲線を選択し、オブジェクト>>パス>>アンカーポイントの追加を押します。
ダイレクト選択ツールを選択しておくと、カーブの点(アンカーポイント)が追加された状態で表示されます。
3. 最後に切り離した線と本体を同時に選択し、連結します
形や大きさによりますが、EMARFに送ると、滑らかになります。
滑らかさが足りない場合は、Illustratorに戻って
対象の線分を切り離し
2.アンカーポイントの追加
3. 本体と連結して送信し直し
を繰り返します。アンカーポイントの追加はやりすぎると計算処理が重くなってしまい、その分の時間がかかりますのでご了承ください。対象の線分を切り離しをするのは全体に不必要にアンカーポイントが追加されないためです。
・CMYKにしても加工ファイルが生成できない場合
>対策としてプロパティから、ungroupを押してみてください。
・ほかのソフトからインポートしたDXFファイルを送ろうとして不具合が起きる場合
>Illustratorの新規ファイルをつくってコピー&ペーストしてみてください。できない場合もありますのでご了承ください。
CC2021に対応しました。
ポケット処理の微修正を行いました。
📓 Emarf_Illustrator_1.1.1.zip (Windows) 📓 Emarf_Illustrator_1.1.1.pkg (Mac)
ポケットデータの作成機能を追加しました。
📓 Emarf_Illustrator_1.1.0.zip (Windows) 📓 Emarf_Illustrator_1.1.0.pkg (Mac)
ボタン名の微修正を行いました。
プラグインのバージョンチェック機能を追加しました。
UIデザインを更新しました。
フィレットがうまくつかない場合があるバグを修正しました。
切削できない小さいオブジェクトがある場合にアラートを出す機能を追加しました。